ごあいさつ

会長
森島 聡
Satoshi Morishima
(株)デンソー 技術企画部次長

1961年4月
三重県桑名市生まれ
1984年4月
株式会社デンソー入社。
経理部配属、原価計算システムの改善に長く従事。
30代中盤でアジア拠点へ何度も長期出張し、海外志向に目覚める。
30代後半でブラジル駐在、40代後半でアメリカ駐在を経験。
2009年8月
技術企画部に異動し、研究開発費管理等に従事。
2015年1月
技術系人材育成部門に異動し、同6月 YAMASA言語文化研究所の谷山所長と出会い、現在に至る。

HDSは教育機関と就労職場とがタッグを組むことによって初めて生まれたと言っても過言ではありません。ただ、それは突然の化学反応ではなく、まさにフツフツと発酵してきたものです。アイデアの融合にはそれなりに時間のかかるものだと思います。従来の能力試験がデジタル採点による受検者の足切り手段の域から逃れられなかった一方、形成的評価という人材育成目線を加えたHDSの査定的評価は、時代の要請に応えるものだと確信しています。しかしながら、こういうものは普及してナンボです。良いモノが普及するのではなく、普及したモノが良いモノと見做されるからです。したがって、ビジネスを超えた社会貢献の志がそこにあるかぎり、いくら時間がかかっても同志を募る活動を続けなければなりません。HDS研究会を通じてその活動に関われることは私の誇りです。同志が志を行動に移すまで、当研究会はそれを暖かく見守る母体でありたいと思います。

副会長
石田 年伸
Toshinobu Ishida
服部学園評議員

1975年3月
愛知県立岡崎高校 卒業
1976年3月
岡山大学工学部 卒業
1981年3月
岡山大学大学院機械工学研究室 卒業
1981年4月
株式会社デンソー 入社
研究開発、製品設計、工程設計、事業企画、品質管理、マネジメント業務を担当
2017年3月
定年退職
2017年4月
YAMASA言語文化研究所入所
HDSの基盤構築を担当
2019年3月
退所
現在に至る

HDSの基本理念は、「明確な基準や指標が無く、人によって評価が分かれる物事に対し、分かり易い基準を作成することで、その物事を評価する人々が納得できる共通の相場観を醸成すること」です。今回は、人間のコミュニケーション力についての評価基準としてCEFRを参考に作成のお手伝いをさせて頂きました。まだまだ完成度は高いとは言えないと思いますが、この研究会を通じて、様々な視点や用途の開発や質の向上が進むことを期待しております。

副会長
谷山 慎一
Shinichi Taniyama
学校法人 服部学園 理事

2005年
服部学園YAMASA言語文化研究所 入社
2012年
服部学園YAMASA言語文化学院  学院長就任
2012年
服部学園 理事就任
2015年
服部学園YAMASA言語文化研究所 所長就任
2020年
YAMASA ASIA INC.Vice (Philippin)  Vice President 就任

HDSの考え方の根底に「品質に基づく日本語教育」があります。品質は一見、語学にそぐわないと感じる方もいるかもしれませんが、けしてそうでもないと考えています。①相手の期待に応えること。②再現性を担保すること。この二つが一般的には品質を支えていますが、このことが日本語教育にも当てはまるからです。

お客様の期待に応えるには、その期待値を共有できるモノサシが必須ですし、再現性の担保には教育の標準化が求められるでしょう。そのことがHDSへとつながっていくことになります。相手がいつ依頼をかけても、同じ価値の日本語教育が得られるようになることにより、お客様はリピーターとなってくださいます。それは引いては日本語講師にとり、安心安定したお仕事にもつながるわけです。頑張っている人たちが将来も安心してこの大好きなお仕事に携われるようにという願いをHDSに込めたつもりです。

追記:HDSの開発前夜、雲をつかむような無形の有形化にチャレンジしてくれた、かつての仲間にようやく運用段階まで辿り着いたことを報告できそうです。本当に大変な挑戦でしたね。あなたたちがいて、今がありますよ、ありがとう、ずっと感謝しています。

副会長
長谷川 卓生
Takuo Hasegawa
Lighthouse Info Service Co.,Ltd.
Jeducation
バンコク日本博実行委員会 代表

1971年
3月 生まれ
1997年10月
渡タイ
1999年3月
ライトハウスインフォサービス株式会社をバンコクに設立し、日本人向け「タイ留学サポート」、タイ人向け「日本留学サポート(Jeducation)」を開始。
2004年11月
日本語学校(Jeducation Center)を開校
2019年12月
日本で人材紹介業を開始、渡日前日本語教育から日本での就職までを一貫して支援。

年1回、タイ国内最大級の日本総合展示会「バンコク日本博」の主催者代表も務めるなど、現在に至る。

日本語を習得した外国人が将来日本の企業に携わることは当然あります。その日本の企業がHDSの設計に深く関与していることがこの評価基準の最も革新的な点です。求められている日本語能力を企業側・人材側の双方が把握することで、無駄のない研修を実現できます。研修終了後にはより円滑な社内のオペレーションが可能となり、更には日本語学習者の働き甲斐が向上します。在外日系企業が集積しているタイを拠点とする私としては、在タイの日系企業にHDSを採用基準や社内研修制度の指標として導入する動きを普及させることで、多くの企業やタイ人の日本語学習者にとって持続可能でフェアな職場環境をつくることに寄与していきたいと考えております。

副会長
横澤 徳一
Norikazu Yokozawa
学校法人服部学園YAMASA言語文化学院

1972年12月
愛知県豊橋市生まれ。
1995年3月
愛知教育大学日本語教育コース卒業。
1998年5月
YAMASA言語文化研究所入所。
留学生対象コース、短期会話コース、就労者クラス、日本語教師養成講座などを担当。
2017年1月~2018年1月
ベトナム・ハノイにてベトナム人日本語教師向け研修を担当。
2019年10月~2020年2月
フィリピン・ドゥマゲテにて技能実習候補者に対する渡日前日本語研修を担当。

わたしは、以前日本語教師になるための勉強をしているときに、こんなことを習いました。「学習者や日本語教育を希望される方のニーズを調査し、そのニーズを分析して、目標が達成できるよう学習内容に反映させましょう。」確かにその通りだと思い、現場に出てからも目標を達成するための日本語教育を行うようにしていました。しかし今、HDSと出会って、改めて今までの自分が行ってきた日本語教育を振り返ってみると、ニーズを聞いている“つもり”だったのではないか。目標達成のための日本語教育を行っている“つもり”だったのではないか。そんな思いが拭えません。HDSでは、現状と目標、課題を具体的に目に見える形で提示した上で日本語教育を進めるようにしています。それによって日本語教育が“つもり”ではなく、必要としている人にとって本当の意味で良い結果につながるものに発展していけるよう微力ながらご協力させていただきます。